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乳がん

◆ 約25人に1人がかかる病気

乳がんは欧米に多く日本には少ない病気でしたが、食生活の欧米化や女性のライフスタイルの変化によって近年増加しています。一生を通じて、女性の約25人に1人がかかる病気で、女性の中では最も多いがんです。

現在、国内では毎年約4万人の女性が乳がんと診断され、そのうち約1万人が乳がんによって死亡しています。欧米では60歳以上の高齢者が主ですが、日本では40~50代の若い世代に多く発生しているのが特徴です。


◆ 早期発見なら90%以上が治癒

乳がんは、細胞ががん化して増え始めると「しこり」として触れますが、体調不良や食欲不振などの全身症状はほとんどありません。そのため、初期の段階では放置されやすい病気でもあります。
しかし、乳がんは早期に発見、治療すれば治癒する病気です。


◆ 乳がん検診、自己検診が大切

乳がんはがんの中で唯一、自己検診により自分で見つけることができるがんです。2年に1度の乳がん検診を忘れずに受診し、月に1度は自己検診をしましょう。自分の乳房の状態をよく知っておくことが大切です。


左の図のように、乳がん発生部位は広範囲です。
自己検診の際には、乳房のふくらんでいる部分だけではなく、わきの下なども忘れずに確認しましょう。



◆ 乳がんの自己検診

毎月生理が終わって1週間以内、閉経後は毎月決まった日に行いましょう。

■ 鏡の前でチェック


以前と比べて変化がないか観察します。
ふだんから自分の乳房の様子を覚えておきましょう。

腕を高くあげた状態、両腕を腰にあてた状態の両方で観察しましょう。


1 左右の乳房の形・大きさに変化はないか

2 乳房皮膚・乳首に、凹みやひきつれはないか

3 乳房に発赤・湿疹はないか

4 乳首に湿疹やただれている部分はないか




■ お風呂でチェック

石鹸をつけてさわると、小さなしこりもみつけやすくなります。乳房と反対の手で行いましょう。


1 4本の指をそろえて、静かにゆっくりさわります。
「の」の字を書くように指を動かして、しこりがないか確認しましょう。

2 わきの下も忘れずにしこりがないか調べます。
最後に、乳首を軽くつまんで分泌物が出ないか確認しましょう。




■ あおむけに寝てチェック

お風呂と同じように調べます。
乳房の大きな人は、肩・背中にタオルなどを入れましょう。